彼に彼女であることを隠された私が、たった3か月で彼を惚れさせた話

復縁するまでにかかった時間

3か月

別れのきっかけ

高校生の頃でしたが、当時の彼氏はバスケ部でとても部活熱心で優しくて素敵な人でした。
やはり、その分周りの女の子にもよくモテていて、私はあまり女の子の敵にならないようにひっそりと付き合っていました。
ある日、彼と一緒にいるときに女の子が彼に「隣は彼女さん？」と聞いたとき、彼は「友達だよ」と言いました。
私は悔しくて、彼に上手いように転がされていることに腹が立って、その日の部活終わりに彼が部室にいることを確認してその部室で別れを伝えました。
彼は驚いた顔をして、謝ってはくれたのですが自分を周りの人に「彼女だ」と紹介できないくらいの女なんだなと感じるととても悲しくなりました。
別れた後は、とても悔しい気持ちと同時に自由になれたような気持でした。
でも、その反面やはり寂しさというものが残り何とも言えないモヤモヤとした感覚でした。

どうしても復縁したい

自分の失恋の仕方が彼に良い様に遊ばれて終わったような感じだったので、自分磨きをして彼が「別れたことが惜しかった」と思わせたい気持ちから、もう1度復縁して私が転がしてやりたいという逆襲の気持ちでした。
あまり、彼のことが好きだからというよりは見返してやろうという今思えば恐ろしい女だったなと感じるような復縁願望でした。

復縁するまでにやったこと

私はあまり、恋愛に興味がなく可愛くなりたいとかモテたいというような願望はありませんでした。
なので、性格は男勝りまところがありどちらかというと女の子にチヤホヤされることが多いような状態でした。
そこで、まずは女性らしさを意識して学校生活を送ってみようということで「女性としてかっこいい人」になれるようにロングヘアは後ろでポニーテールの1つ結びにし、制服も自然な感じで着崩して、仕草も少しだけ意識するようにしました。

復縁したタイミングは？

それを意識して3か月、徐々に慣れ始めたころにバスケ部の彼から連絡がきました。
内容は「部活終わりに会いたい」ときました。
私は返事をして部活終わりに会いに行きました。
その時の彼はとても顔を赤くして「あの時、友達だなんて言ってごめん。
でも、別れた後でもやっぱり君が好きだった。
あの後から一気に雰囲気が変わって綺麗になるし、周りの友達も君を狙う人がいてとても焦った。
最後にもう1度、チャンスをくれませんか。
」と真剣な顔をして言われ、復縁することができました。
返事をした後は彼に思いっきり抱きしめられ「ありがとう」と言われました。

当時を振り返って

結局、その後部活で会えない日が続き彼の束縛が原因で別れることになるのですが、ほんの3年間しかない高校生活で逆襲を考えるよりももっと素敵な人と付き合ってみた方が良いよと伝えたいです。
無駄なことではなかったですが、もっと色んな人と関わっていれば色んな経験ができていたのかもしれません。